オートメーション化とは?種類とメリット・デメリットや食品会社の導入事例を解説

オートメーション化とは機械やソフトウェアを用いた手動作業の自動化をさし、複数の手法や技術があります。近年、ビジネスや製造業で業務効率化や競争力の強化が求められるなか、オートメーション化は課題解決に貢献する方法のひとつです。

本記事では、オートメーション化が注目される背景と主な種類、導入によるメリット・デメリットや食品会社での導入事例を紹介します。人手不足やコスト削減の課題に悩んでおり、オートメーション化を検討している方はぜひ参考にしてください。



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オートメーション化とは作業の自動化のこと

オートメーション化とは、作業やプロセスの自動化をさします。人間が手動で行っていた作業を機械やコンピュータシステムに任せることで、業務の効率化やコスト削減、品質の均一化などが図れます。人手不足の解消やヒューマンエラーの削減にも貢献するなどメリットは様々です。具体的なメリットは以降で詳しく紹介します。

オートメーション化は、食品製造業や物流、サービス業などの幅広い分野で活用されています。近年では、AIやロボティクス技術の進化によりさらに高度な自動化が可能です。

また、デジタル技術によってビジネスモデルに変革をもたらす「DX(デジタルトランスフォーメーション)」を推進する上でも、オートメーション化は欠かせない要素のひとつです。


オートメーション化(自動化)とDXの違い

オートメーション化とDXは、業務効率や生産性向上を目指す点は共通ですが、目的や範囲が違います。

オートメーション化は、業務やプロセスを自動化して効率化を図ることが目的です。例えば製造工場の生産ラインの自動化や、事務作業の自動化などです。

一方、DXは、デジタル技術を活用して、企業のビジネスモデルや組織全体に変革を起こすのが目的です。DXでは、業務効率化にとどまらず、データやテクノロジーを使って新たな価値を創造し、競争力の強化を目指します。

オートメーション化はDXの一部であり、DXを推進するためには欠かせません。DXについてより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

▶関連記事:DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?定義や食品業界の具体例をわかりやすく解説

▶関連記事:食品製造業のDXとは?重要性や業界の課題・企業の導入事例を紹介


オートメーション化が重要視される背景と現状の課題

オートメーション化はDXに欠かせない要素のひとつです。日本では、経済産業省が「DXレポート〜ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開〜」のなかでDX推進の必要性を述べています※1

「2025年の崖」は、日本が直面すると予測されるデジタル技術や人材不足に関連する危機をさした言葉です。資料では、既存システムが老朽化・複雑化するなかではデータを十分に活用しきれず、新しいデジタル技術を導入しても効果も限定的になってしまう可能性や、2025年までにDXが十分に進まない場合、日本はデジタル競争の敗者となるだけではなく、最大で12兆円規模の経済損失が発生する可能性があるとされています。

日本の現状を踏まえて2021年にはデジタル庁が発足し、デジタル化が進められるなど、政府主導でオートメーション化やDXの推進が行われています。オートメーション化を含めたDXの推進が求められる一方で、人材不足や関心の薄さからDXへの取り組みが進んでいない企業も少なくありません。

独立行政法人中小企業基盤整備機構が行った2023年の調査によると、DX推進の必要性を感じている企業は71.9%と多いものの、DXに関する取り組みを進めていない企業は68.8%にのぼります※2。多くの企業は、「ITに関わる人材が足りない」「DX推進に関わる人材が足りない」「予算の確保が難しい」などを、DX推進の課題に挙げています。

DXの必要性を感じている企業は多いものの、現状では人材不足や予算不足などの課題が解決できず、DXが進んでいない企業が多い状況です。



オートメーション化を推進する技術・手法の種類

オートメーション化を進める技術・手法にはいくつかの種類があります。

  • RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)
  • BPA(ビジネス・プロセス・オートメーション)
  • NLP(ナチュラル・ランゲージ・プログラミング)
  • IA(インテリジェント・オートメーション)

それぞれの概要を以降で詳しく紹介します。


RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)は、デジタル業務の定型的・反復的なタスクを自動化するためのソフトウェア技術です。人間が手作業で行っていたデータ入力やメール送信、システム間での情報転送などの業務を、ソフトウェアロボットは自動で実行可能です。

導入により、作業効率の向上やエラーの削減が期待でき、従業員はより重要度の高い業務に集中できる点がメリットです。主にバックオフィス業務や事務作業で多く使われます。

なお、RPAは現場で物理的に働かせるロボットの導入とは異なり、あくまでもデジタル上の業務をオートメーション化する手法です。そのため、実際に人が操作するようにPC上で作業を代行し、業務フローに沿った処理を実行するデジタル技術の一種であると理解しておきましょう。


BPA(ビジネス・プロセス・オートメーション)

BPA(ビジネス・プロセス・オートメーション)は、企業のビジネスプロセス全体を自動化し、業務効率を向上させるための技術・手法です。RPAが特定の反復的なタスクを自動化するのに対し、BPAはより広範な視点で、企業の複数の部門にまたがるプロセス全体の最適化を目指します。部門間の連携やプロセスの一貫性が向上し、業務全体の効率が飛躍的に高まる点が大きなメリットです。

BPAを活用すると、企業は特定のタスクだけでなく、ビジネスの根幹を成す主要なプロセスを包括的に自動化できるため、戦略的な意思決定や長期的な目標達成にも貢献します。

例えば、給与計算業務では、勤怠状況や手当などのデータ入力業務や計算に間違いがないかのチェック業務は、ある程度人の判断が必要になるかもしれません。一方、マスター作成業務や勤怠管理システムと給与計算システムの連携業務、給与計算業務は難しい判断を必要としない反面、労力のかかる業務です。

人の判断を必要としない業務にBPAを導入すると、人的ミスの削減や人的リソースの省力化などが期待でき、プロセス全体の生産性が向上します。


NLP(ナチュラル・ランゲージ・プログラミング)

NLP(ナチュラル・ランゲージ・プログラミング)は、コンピュータが人間の自然な言語(テキストや音声)を理解し、処理するための技術です。NLPは日常的に使われている技術のひとつで、例えばカスタマーサポートでは、チャットボットが利用者の質問に対して自動で回答し、迅速に対応するシステムに活用されています。

自動でメールの分類や応答をするシステムや、データ分析、音声認識などにも導入されており、様々な業務のオートメーション化が可能な技術です。作業の効率化や顧客満足度が向上し、ヒューマンエラーの低減が期待できます。


IA(インテリジェント・オートメーション)

IA(インテリジェント・オートメーション)は、RPAにAI(人工知能)や高度なデータ分析、機械学習などの技術を組み合わせ、より高度で柔軟な自動化を実現する手法です。

従来のRPAは、決められたルールに基づいて定型的な作業を自動化します。一方、IAはAIなどの活用により複雑なタスクへの対応が可能です。例えば、AIの学習能力を用いると、単純なルールでは対処できない作業や、変化する条件にあわせた対応が可能です。

また、IAでは蓄積されたデータの分析を行えるので、結果を基に意思決定の自動化や予測の実行が可能です。企業は人には難しい精密な予測に基づいた行動ができるようになり、業務効率の向上だけでなく、リスクの軽減や市場の変化への迅速な対応など、ビジネス全体にわたる改善が期待できます。



オートメーション化するメリット

オートメーション化技術を導入する具体的なメリットは業界によって多少異なります。しかし、主なメリットは共通です。

  • 人件費の削減・利益の増大
  • 人的ミスやリスクの軽減、コンプライアンス強化
  • 品質の向上や安定化
  • 業務効率化による労働環境の改善
  • 顧客満足度の向上

それぞれ詳しく紹介します。


人件費の削減・利益の増大

オートメーション化は、これまで人力で行っていた作業の自動化により、人件費の削減を実現できる点が大きなメリットです。例えば、単純作業や反復作業に自動化技術を導入すると、従業員の配置を最小限に抑えられ、人件費が抑えられます。また、人的ミスによる作業の手戻りや修正にかかるコストも削減でき、トータルコストの低減が可能です。

オートメーションは24時間体制で業務を進められるため、生産性の向上につながり、利益の増大にもつながります。


人的ミスやリスクの軽減、コンプライアンス強化

オートメーション化により機械に作業を任せると、人的ミスを大幅に削減できます。特に医療や製造業など人命に関わる作業では、リスクの軽減に大きな効果を発揮します。

さらに、規則や基準に沿った自動化プロセスは、コンプライアンスの強化にもつながります。自動化によって手順が標準化されると、法令順守がより確実になり、違反リスクの低減に貢献します。このように、企業の信頼性や安全性が向上し、従業員も安心して働ける職場環境が整備されます。


品質の向上や安定化

オートメーション化は、業務の精度や品質の安定化にも効果的です。人力では難しい精密さが求められる作業や、安定した品質が不可欠な作業でも、機械に任せると高い精度が維持され、品質のばらつきを減らせます。

例えば、食品製造業の異物混入検査では、機械を使用すると、人の目では見逃してしまうような小さな異物まで検出できるため、より高い品質を保つことが可能です。


業務効率化による労働環境の改善

危険な作業や肉体的負担の大きい作業をオートメーション化すると、従業員の労働環境改善にもつながります。結果として従業員の満足度が向上し、企業全体の生産性向上にもつながるでしょう。

また、定型業務が自動化されると、従業員が新たなアイデアや改善活動に割ける時間が増え、企業全体のイノベーションが進むきっかけとなります。


顧客満足度の向上

オートメーション化によって業務品質が向上し、製品やサービスの提供効率が高まると、顧客満足度も向上します。例えば、カスタマーサポート業務をオートメーション化すると、応答時間が短縮されるでしょう。迅速かつ正確な対応が可能になると、顧客の利便性が向上します。

食品製造現場に導入すると、安定した品質で安全性の高い製品の提供が可能になり、顧客の信頼や満足度の向上につながります。顧客満足度の上昇により信頼性が高まればリピーターも増え、売上の増加も期待できるでしょう。


データの収集と高度な解析

オートメーション化によって、データの一元的な管理と高度な解析が可能です。データ収集を自動化すると、リアルタイムでの情報収集や分析が容易になり、業務の最適化にも役立つでしょう。

例えば、製造業では生産ラインの各工程からデータを収集し、それに基づいて適切な人員配置が可能になります。飲食店では来店データや売上データを活用して需要予測を行うと、発注量を最適化や過剰在庫、在庫不足のリスク軽減ができます。

顧客データを用いた対応を行えば、パーソナライズされたサービスを提供でき、リピーターを増加できるかもしれません。業種ごとに異なる方法でデータを活用すると、業務効率化や業績向上が期待できます。



オートメーション化技術を導入するデメリット

オートメーション化技術を導入する主なデメリットは以下のとおりです。

  • 初期コストや維持コストがかかる
  • 専門知識を持った管理者が必要になる
  • 従業員の役割や雇用に影響する
  • 技術トラブルやエラーへの対策が必要

それぞれ詳しく紹介します。


初期コストや維持コストがかかる

オートメーション化の導入には、システムや機器の購入、ソフトウェアの開発など、初期コストが発生します。特に高度な自動化システムを導入する場合、設備投資が高額になるため注意しましょう。導入後も、既存システムとの統合やカスタマイズのための準備作業が必要であり、その過程で追加の費用や時間がかかるかもしれません。

また、一部のシステムは高額な維持費もかかるため、自社の規模や予算に合ったオートメーション化技術の選定・導入が大切です。


専門知識を持った管理者が必要になる

オートメーション化を成功させるには、システムの運用や管理に関する専門的な知識・スキルが求められます。複雑な自動化システムの場合、トラブルが発生した時の対応や運用時の調整が日常的に必要になるため、システムに精通した技術者を確保しなければなりません。

従業員も新しいシステムに適応できるよう、教育やトレーニングが必要です。従業員がシステムを十分に理解し活用できなければ、オートメーション化の効果が十分に発揮されない可能性もあるので注意しましょう。


従業員の役割や雇用に影響する

オートメーション化は、従来の手作業で行われていたタスクを代替するため、従業員の役割に大きな影響を与える可能性があります。例えば、人が行っていた単純な業務がシステムで自動化される場合、従業員は新しい役割に再配置されるか、場合によっては人員削減が行われる可能性もあります。

従業員が新しい役割に移行する際には、新しいスキルの習得や再訓練が必要になるでしょう。新しい環境への対応に不満や不安を感じる従業員もいるかもしれません。変化への対応には、社内での支援体制を整えることが大切です。


技術トラブルやエラーへの対策が必要

オートメーションシステムが技術的な問題に見舞われた場合、業務が停止し、大きな影響を及ぼすリスクがあります。

例えば、自然災害などの予期せぬ状況下でシステムがダウンすると、業務が長時間中断し、復旧までに多大な時間やコストがかかって大きな損失を被るかもしれません。災害時・緊急時でも対応するため、事前にデータのバックアップをはじめとする対策の整備が重要です。



オートメーション化の流れと成功させるためのポイント

オートメーション化を成功させるためには、段階的なアプローチと、各フェーズでのポイントを押さえた実施が重要です。導入までの大まかな流れと成功のポイントは以下のとおりです。

  1. 導入の目的を明確にする
  2. オートメーション化する業務を選定する
  3. 導入によって得られる効果や目標を決める
  4. 導入にかかる予算やリソースを検討する
  5. 導入するシステム・ツールを決定する
  6. 運用マニュアルを作成し、従業員に共有する
  7. 最小限のコストでテスト運用を開始する
  8. 本格的に運用を開始する
  9. 改善を行い最適化する

はじめてオートメーション化に踏み切るなら、適切な情報収集を行い、小さなコストではじめましょう。知識や情報がないまま、莫大なコストをかけて業務全体をオートメーション化しようとすると、失敗する可能性があります。

オートメーション化を検討しているなら、情報収集や製品を比較できる展示会などで検討するのがおすすめです。



ファクトリーオートメーションとスマートファクトリー

オートメーション化に関連したキーワードとして、「ファクトリーオートメーション」や「スマートファクトリー」などが挙げられます。

ファクトリーオートメーション(Factory Automation、FA)とは、生産工程を人間から産業用ロボットに置き換え、オートメーション化した工場のことです。食品工場でもファクトリーオートメーション化は進んでいます。

一方、スマートファクトリーとは、AIやIoT技術を使い、デジタルデータを元に業務管理を行う工場です。自動化による業務効率化や生産効率の向上を目指す点ではファクトリーオートメーションと共通しています。しかし、スマートファクトリーの目的は、効率性を超えた総合的な最適化や仕組み作りです。

具体例として、オートメーション化を導入した食品会社とスマートファクトリーを推進した食品会社の事例を紹介します。


オートメーション化を導入した食品会社の事例

工場で行われる業務にオートメーション化技術を導入した企業の事例を紹介します。工場の製造場と加工場でオートメーション化技術を導入し、箱詰め工程のみ手作業で行っていたお菓子工場の事例です。

人手不足で作業者の負担が大きくなっていたため、梱包作業にロボットを導入し、箱詰め工程のオンライン化・自動化した結果、生産効率は3倍以上まで向上しました。同等の時間・生産量をキープしつつ、従来の10人で行っていた作業を3名まで削減でき、作業員の負担軽減もできました。


スマートファクトリーを推進した食品会社の事例

続いて、スマートファクトリーを推進した企業の事例を紹介します。加工食品を製造する大手企業の事例です。loTによる最新技術を導入し、ラインの自動化・無人化を目指した「次世代型スマートファクトリー」が建設されています。

全方位カメラ約700台を製造ライン内に設置して死角をゼロにし、管理室では工場内の情報を一元管理するなど、大規模なスマートファクトリー化が行われました。その結果、1日最大400万食の製造を行いつつ、不良品発生率は100万食に1回以下に抑える高い品質管理体制も実現しています。

メリットは生産効率や品質管理の向上だけではありません。蓄積した映像データの解析・分析により、より効率的な生産方法を検討できる体制も整えられているため、将来的にさらなる発展や最適化も見据えられています。



食品業界でオートメーション化に興味があるなら「フードテックジャパン」へ

食品業界に携わり、業務のオートメーション化やスマートファクトリーに興味があるなら、ぜひ「フードテックジャパン」に足をお運びください。フードテックジャパンとは、食品製造に関する自動化技術やDXソリューションが一堂に出展する展示会です。IoT・AIソリューション、ロボット・FA機器、製造・検査装置などをはじめとする業務のオートメーション化に役立つ製品が出展します。

食品メーカー、飲料メーカー、製パン・製菓メーカー、健康食品メーカー、外食チェーン、給食センターなどの関係者が多数来場する展示会です。新技術の展示だけでなく、有力企業によるセミナーも併催されるため、オートメーション化に役立つ情報収集だけではなく、他社とつながる機会にもご活用いただけます。

「フードテックジャパン」は事前登録すれば無料で入場可能です。また、出展側として参加し、自社製品アピールの場や商談の場としてもご活用いただけます。食品業界に携わり、オートメーション化に興味がある方は、ぜひこの機会に「フードテックジャパン」をご利用ください。

■フードテックジャパン東京
 2025年12月3日(水)~5日(金)

■フードテックジャパン大阪
 2025年2月25日(火)〜27日(木)



会社の状況に応じたオートメーション化が重要

オートメーション化には、コスト削減や人手不足解消、品質の安定化、安全性の向上、競争力の強化など様々なメリットが挙げられます。オートメーション化をはじめとするデジタル技術の導入は政府主導でも推進されており、今後の日本経済を左右する重要な要素のひとつです。

一方、オートメーション化は導入・維持コストがかかる他、専門的な知識も必要なため、導入に踏み切れない企業も多いのではないでしょうか。オートメーション化に踏み切る前には適切な情報収集を行い、できることから少しずつはじめることが大切です。

食品業界でオートメーション化に興味があるなら、ぜひ「フードテックジャパン」にぜひご来場ください。来場側、出展側双方にメリットがあるので、ぜひこの機会にご来場ください。

■フードテックジャパン東京
 2025年12月3日(水)~5日(金)

■フードテックジャパン大阪
 2025年2月25日(火)〜27日(木)



▶監修:宮崎 政喜(みやざき まさき)

エムズファクトリー合同会社 代表 / 料理人兼フードコンサルタント

出身は岐阜県、10代続く農家のせがれとして生まれ、現在東京在住。プロの料理人であり食品加工のスペシャリスト。また中小企業への経営指導、食の専門家講師も務めるフードコンサルタントでもある。飲食店舗・加工施設の開業支援は200店舗以上。料理人としてはイタリアトスカーナ州2星店『ristorante DA CAINO』出身。昨今、市町村や各機関からの依頼にて道の駅やアンテナショップも数多く手掛ける。今まで開発してきた食品は1000品目を越え、商品企画、レシピ開発、製造指導、販路開拓まで支援を日々実施している。



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